船内調理業務

海洋調査・多目的作業船で働く乗組員の楽しみは、温かく美味しい食事。当社は陸上の調理経験者が半数以上で、船舶未経験者の方を歓迎します。


陸上と船舶との違い

調理に集中でき、休息出来る環境

陸上調理職では仕入れ・調理業務の他、通勤移動、スタッフ・売上管理等で多忙な方もいらっしゃるかと思います。
船舶では航海中は調理に専念出来、合間に休息時間がしっかり取得出来る環境です。
乗船中は船内で居住し、下船時には帰宅の上、長期休暇が取得できる点も大きなポイントです。

試用期間

当初は試用期間を設け、部門長である司厨長をサポートする「応援司厨手」という立場で乗船します。
調理業務や船内生活・船酔い等を含めた「船員」の適性があるかどうか、お互いに判断する期間となります。


船舶調理業務

司厨部(船舶調理担当)

※通常、15名あたり1名増員
調理部門は、上記の人数構成で業務を行います。

調理

船員や社外からの乗船者に対し、船舶設備にて朝食・昼食・夕食を調理し、提供します。

調理中の様子
スチームコンベクション
IH
※一部電気コンロ有
フライヤー
※一部船舶に備付

供食スタイル・献立例

朝食
昼食
夕食
2隻はビュッフェスタイル

食材仕入・在庫管理

入港時、予算に基づき食材を仕入れます。
2週間~1ヶ月分の食材を船食業者に注文、または港近くのスーパーへ買い出しに行き、仕入れを行います。
また、在庫管理も行います。

冷蔵庫
食糧保管場所
積み込み時は、クレーンまたは船内協力して実施

後片付け・清掃

供食後の食器の後片付け・ギャレーおよび食堂・チャンバーの清掃を行います。

一日の業務例

5:00起床・身支度
5:30-7:45朝食準備・提供(6:30-7:30 朝食時間、例:和食中心)
7:45-10:00自由時間
10:00-12:45昼食準備・提供(11:30-12:30 昼食時間、例:麺類・丼類等)
13:00-15:00自由時間
15:00-18:00夕食準備・提供(16:30-18:00 夕食時間、例:主菜・副菜・小鉢2-3品)
18:00-22:00自由時間・入浴
22:00就寝
※乗船者数・入港時買出しに伴い、時間が異なることがあります。

停泊・上陸できる機会が多い

プロジェクト終了後、次プロジェクトへの準備期間として、港で一時的に停泊する機会が多くあります。
船員からは「上陸が出来る機会が多いため、乗船中の気分転換が出来て良い」との声が多いです。


良好な船内雰囲気

調査・作業を安全に遂行させるためには甲板部・機関部・司厨部を含め船内一丸となっての協力体制が必要であると考え、企業文化として船内の良好な雰囲気を大切にしております。
船員からは「船内の雰囲気が良い」という声が多いです。


船舶料理士 資格取得可能

陸上での調理師免許・栄養士の資格をお持ちの方は、3ヶ月以上海上での調理業務に従事した経験を有していれば、船舶料理士の資格を取得することが可能です。