海洋調査・海底資源調査

レアメタルやメタンハイドレートなど日本の近海に眠る海底資源の開発に近年注目が集まっています。 今まで取り組んできた実績とともにご紹介します。


海洋調査の将来性

日本近海(排他的経済水域)には、海底熱水鉱床・コバルトリッチクラスト・メタンハイドレート等が埋蔵されており、その価値は300兆円相当とされ、商業化に向けた開発に近年注目が集まっています。


海洋資源調査
おもな事例

2015年 日本海沖メタンハイドレート 掘削調査

3000mまで延長して掘削可能なパイプドリルを用い、メタンハイドレートの試掘調査を行いました。

2018年 海底熱水鉱床採鉱・揚鉱試験成功(世界初)

海底熱水鉱床の揚鉱母船として、海底1600mからの連続揚鉱に成功しました。

海底鉱物 サンプリング調査

海底着座型ドリル(Unicorn-1)を用いて、海底熱水鉱床のサンプリング調査を行います。

AUV 海底地形調査

海底熱水鉱床やメタンハイドレート調査のため、海底の精密な地形調査を行います。

これまでの取り組み

共栄マリンは、1980年6月に設立し、海洋調査・開発に関わる船舶に携わっています。

(1981年)潜水艇・はくようを搭載した船舶の運航に携わる
(1992年) 水中ロボット(ROV)・はくよう2000を搭載した船舶の運航に携わる
(2000年) DPS搭載船・新竜丸の運航に携わる
(2015年)掘削調査船・POSEIDON-1の運航に携わる

今後の展開

将来的に、日本の海洋資源が商業ベースでの開発段階に入りますと、船舶・安全運航において、さらなる進化が求められていくことが予想されます。
共栄マリンはこれまで経験した実績から、将来的な進化へ対応し、日本の海洋資源開発において貢献することを目指しています。