今まで・これからの取り組み

レアメタルやメタンハイドレートなど日本の近海に眠る海底資源の開発に近年注目が集まっています。共栄マリンが今まで。海洋開発に取り組んできた実績とともにご紹介します。


日本における海洋資源開発の将来性

日本は世界で6番目の大きさの領海・排他的経済水域(EEZ)を持っております。これらの海域には、海底熱水鉱床・コバルトリッチクラスト・メタンハイドレート等の埋蔵量は300兆円相当の価値があると言われており、その開発に近年注目が集まっています。

これまでの取り組み

共栄マリンは、昭和55年6月に設立し、海洋調査・開発に関わる船舶に携わっています。

(1981年)潜水艇・はくようを搭載した船舶の運航に携わる
(1992年) ROV・はくよう2000を搭載した船舶の運航に携わる
(2000年) DPS搭載船・新竜丸を搭載した船舶の運航に携わる
(2015年)掘削調査船・POSEIDON-1の運航に携わる

安全管理・サポート体制の取り組み

ハード面として、船舶での安全運航体制が進化するとともに、それに伴うソフト面として、陸上からの安全管理・サポート体制の構築に取り組んできています。

ISM対応

ISMCODEに基づく安全管理体制の実施

DPオペレーター育成

外国教育機関での研修を通じ、DPオペレーターを社内育成

IMCA基準への対応

国外の仕事で検船を受け、IMCAの基準を一部取り入れて運用

掘削チームとの連携

専門機材を運用する外国人チームとの連携を取る為、ブリッジドキュメントを作成


今後の展望

将来、日本の海洋資源が商業ベースでの開発段階を迎える時、船舶(ハード面)と陸上での運用体制(ソフト面)において、更なる進化が要求されると考えています。これまでのノウハウを活用しながら、ハード面・ソフト面へ対応し、進化していくことで、日本の海洋資源開発の「縁の下の力持ち」の役割を目指していきます。