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プロジェクト

洋上風力発電の建設

世界最大級のSEP船(自己昇降式作業台船)により、海底に脚を降ろして船体を持ち上げます。
風・潮などの外力の影響を受けない状態をつくることで、巨大な風車の設置を安全かつ効率的に行います。

共栄マリンの役割

洋上風力発電の建設では、SEP船などの特殊船舶を管理しながら、
風車の基礎設置からタワー・ブレードの組立までを支えています。

船員や技術者と連携し、安全を最優先にプロジェクトを進めていくことが私たちの役割です。

プロジェクトの様子

港に停泊したSEP船へ、洋上風車の部材を積み込みます。
風車はタワーやブレードなどで構成されており、ブレードは約80m、タワーは約105mにもなる大型設備です。
設置海域へ移動後、DPS(自動船位保持システム)で船の位置を正確に保ちながら、4本の脚を海底へ下ろします。
船体を持ち上げて安定した作業環境を確保し、洋上風車の設置作業を支えます。
設置作業が完了した後は、船体を海面まで下ろします。
安全を確認しながら、次の設置場所へ向けて移動を開始します。
洋上風車は一基ずつ設置していくため、設置と移動を繰り返しながら作業を進めます。こうして複数の洋上風車を建設し、洋上風力発電所を完成させていきます。
ここがポイント
再生可能エネルギーの未来に貢献!
巨大な風車を海の上に建てていくという、スケールの大きさを実感できるプロジェクトです。

プロジェクトに携わった
スタッフの話

風車の建設は、まず海上の土台(ジャケット)から始まり、支柱→タービン→ブレードの順に組み上げていきます。巨大な構造物と船が近づく場面は毎回緊張感があり、一瞬も気が抜けません。DPで船位を保ちながら接近し、ジャッキングで安全に作業を進めます。

無事に立ち上がった瞬間の達成感は大きく、「大きな事業に関われているんだ」と実感します!

洋上へ物資補給

海上で作業を行う船や設備に、資材や物資を届ける仕事です。
現場を止めることなくプロジェクトを進めるために欠かせない、重要な役割を担っています。

共栄マリンの役割

海の上で安全に物資を受け渡すためには、船を正確な位置に保つことが欠かせません。
共栄マリンは、船の位置を安定させながら接近し、確実に資材を届けるための運航と判断を担っています。

プロジェクトの様子

まず、補給する資材(コンテナ・パイプ・セメントなど)を船に積み込み、出港の準備を行います。
現場に到着すると、洋上の船舶や設備に慎重に接近します。DPS(船の位置を自動で保つ仕組み)を使いながら、波や風の影響を受ける海の上でも、安定した状態で資材の受け渡しを行います。
こうして届けられた資材は、海上で進むプロジェクトを支える重要な一部となります。
また、現場から回収した資材がある場合は、それを船に積み込み、岸まで安全に運搬します。資材の「届ける」と「持ち帰る」の両方を担いながら、現場と陸をつないでいます。
ここがポイント
海の上の現場を止めないために、必要なものを届ける。
プロジェクトを動かし続ける仕事です。

プロジェクトに携わった
スタッフの話

船体からサプライ先まで15mほどの距離まで近づきますが、風・潮流が強い時は船体が衝突しないよう、操船に気を遣います。荒天時には誤差が生じてしまうことがあるため、DPオペレーター(DPSを扱う航海士)による外力の判断がとても大事になります。

サルベージ

事故や故障で動けなくなった船を救助し、安全な場所まで移動させる仕事です。
海の上でトラブルが起きたとき、いち早く現場に向かい、被害の拡大を防ぐ重要な役割を担っています。

共栄マリンの役割

現場の状況を見極めながら、曳航や回収作業を行います。
限られた時間の中で判断を重ね、チームで連携しながら現場を支えていきます。

プロジェクトの様子

サルベージ要請を受けると、すぐに準備を整えて、状況に応じて迅速に出港し、現場へ向かいます。
現地に到着すると、甲板・機関のメンバーが連携して作業を進めます。相手の船に乗り移り、曳航用のロープを取り付けるなど、状況に応じた対応が求められます。
ときには小型艇に乗り換え、現場へ向かうこともあります。海の状況や距離に応じて、最適な方法で作業を進めていきます。
準備が整うと、船を目的地まで曳航します。
安全を確保しながら慎重に進め、大型船舶を扱う場面では、より高度な技術と連携が求められます。
また、荒れた海域での作業になることもあり、その都度状況を見極めながら安全第一で対応していきます。
ここがポイント
トラブルの現場に駆けつけ、その場の状況に応じて最善を選び抜く。
緊張感の中でも冷静さとチーム連携が求められる、最前線の仕事です。

プロジェクトに携わった
スタッフの話

荒れた海上に行くことが多いです。そのような環境下で、資材や重いワイヤー・シャックルなどを準備することが大変で、周りと協力しあいながら進めます。

サルベージが終わって目的の港まで船を曳航した時、相手の船からお礼を言われたことがうれしかったです。

沈没物引揚

海に沈んだ船や構造物を引き揚げる作業です。
海上の安全確保や環境保全のために行われることが多く、海を元の状態に戻す重要な役割を担っています。

共栄マリンの役割

この作業は一隻ではなく、複数の船が連携して進めることがあります。
共栄マリンは、それぞれの船舶が安全に作業を進められるように人員を配置し、リスクアセスメントを実施して危険をコントロールしています。

プロジェクトの様子

まず、2隻の船が連携して作業を開始します。
一方の船でワイヤーを投入し、もう一方の船では水中ロボット(ROV)を海中へ送り込みます。
ROVは海の中で沈没物の位置を確認しながら、吊り上げ用のワイヤーを取り付けていきます。ロボットの操作は専門チームが行い、見えない海の中で正確に作業が進められます。
準備が整うと、ROVで状況を確認しながら、ゆっくりと沈没物を引き揚げていきます。海の中と船の上、それぞれの動きが連動しながら、慎重に作業が進んでいきます。
実際の現場では、小笠原沖で行われたH2ロケット部品の引き揚げなど、スケールの大きなプロジェクトもあります。こうした作業を通じて、海の安全と次の利用につながる環境が守られています。
ここがポイント
沈没物の引き揚げは、海の安全と環境保全に直結します。
現場でのチーム連携がカギとなる仕事です。

戦艦大和調査

挑むのは、歴史的価値の高い一大プロジェクト。
深海に残された壮大な記録を、現代のテクノロジーで解き明かす、誇り高き取り組みです。

共栄マリンの役割

深海での調査を正確に行うためには、船が同じ場所にとどまり続けることが欠かせません。
共栄マリンは、船の位置を維持しながら安定した作業環境をつくり、調査が円滑に進むように支えています。

プロジェクトの様子

調査海域に到着すると、水中ロボット(ROV)を海中へ投入します。船員が投入作業をサポートし、ロボットの操作は専門チームが担当します。
ROVは船上から遠隔操作され、海底の様子を撮影していきます。
普段は見ることのできない深海の世界に、歴史の痕跡が少しずつ映し出されていきます。
このとき重要になるのが、船の位置を正確に保つことです。航海士はDPS(船の位置を自動で保つ仕組み)を使い、ケーブルが切れないように操船しながら調査を支えます。
撮影が終わると、ROVを回収します。船員がサポートしながら安全に引き上げ、次の工程へとつなげていきます。
撮影イメージ図
ここがポイント
深海に眠る歴史を、今の技術で見つめ直す。
ロマンと現実が交わるプロジェクト!

浮漁礁回収

海に設置された浮漁礁(うきぎょしょう)などの設備を回収する作業です。
役目を終えた構造物を撤去し、海の環境を整えるとともに、安全な海域を保つために行われます。

共栄マリンの役割

回収作業を安全に進めるため、船上での操船や機器の運用を担います。
作業の流れを管理しながら、現場全体がスムーズに動くよう支える役割です。

プロジェクトの様子

まず、水中ロボット(ROV)を海中へ投入します。ロボットの操作は専門チームが行い、海の中で係留索(設備を固定しているロープ)を切断します。
切り離された係留索は、ウインチ(巻き上げ装置)を使って船上へ引き揚げていきます。
海の中と船の上、それぞれの作業が連携しながら回収作業が進められます。こうして不要になった設備を回収することで、海の環境を守り、次の利用へとつなげていきます。
ここがポイント
海に残されたものを回収し、次の海へつなぐ。
環境を整えるための大切な役割です。

プロジェクトに携わった
スタッフの話

深さ数百メートルの地点にある漁礁にワイヤーを連結して、キャプスターンを用いて引き揚げるのですが、ゆっくりとしか引き揚げられないため、かなりの時間を要します。

海底掘削調査

海の底を掘り、地盤や資源の状態を調べる調査です。
採取したサンプルは分析や研究に活用され、将来のエネルギー開発や洋上風力発電など、海の可能性を広げるプロジェクトにつながっていきます。

共栄マリンの役割

この調査を成立させるために欠かせないのが、「船をその場に止め続けること」です。
共栄マリンは、船の位置を正確に保ちながら、海の上に“動かない作業現場”をつくり、掘削作業を支えています。

プロジェクトの様子

掘削ポイントに到着すると、DPS(船の位置を自動で保つ仕組み)を使って船体を定点に保ちます。風や潮に流される海の上で、同じ場所にとどまり続けること自体が、この仕事の大きな役割です。
その状態を維持したまま、パイプドリルをつなぎながら海底へと掘り進めていきます。ドリルは最大325mまで延ばすことができ、目に見えない海の奥深くへと到達します。
掘り出されたコア(地層のサンプル)は、資源の有無や地盤の状態を調べる重要な手がかりになります。例えば、表層型メタンハイドレートの調査など、次世代エネルギーの可能性を探る取り組みにもつながっています。
船のデッキ中央には大きなパイプドリル設備が設置され、その周りで多くの人が連携しながら、一つの調査をカタチにしていきます。
ここがポイント
海の底から、まだ見ぬ資源の手がかりを引き上げる。
未来のエネルギーにつながるお仕事!

プロジェクトに携わった
スタッフの話

掘削ドリルに影響を与えないよう、DPSの船位保持に最も気を遣います。
また、船長の立場から安全に作業ができているかどうか、ドリルチームや乗組員の様子にも常に気を配りました。

ROV海底調査

水中ロボット(ROV)を使い、海底の状態や設備の状況を調べる調査です。
人が潜ることのできない深さでも、海の中の様子をリアルタイムで確認することができ、海洋調査や設備点検など、さまざまなプロジェクトに活用されています。

共栄マリンの役割

ROVによる調査を安定して行うためには、船の位置を正確に保ち続けることが欠かせません。
共栄マリンは、ロボットの投入・回収を支えながら、船の位置を調整し、海の上に“安定した作業環境”をつくる役割を担っています。

プロジェクトの様子

このプロジェクトは、船員が投入作業をサポートし、ロボットの操作は専門チームが担当しています。
調査海域に到着すると、水中ロボット(ROV)を海中へ投入します。
ROVは船上から遠隔操作され、カメラや機器を使って深海の様子を捉えます。すると、普段は見ることのできない海の中の景色が、リアルタイムで目の前に広がっていきます。
こうして得られた映像やデータをもとに、設備の状態確認や海底調査が進められます。目に見えない海の中の情報が、海洋開発や設備の安定稼働を支える判断材料になります。
そして調査が終わると、ROVを回収します。船員がサポートしながら安全に引き上げ、次の工程へとつなげていきます。
ここがポイント
人が行くことのできない深さの海の中を、リアルタイムでのぞく。
海洋の未来につながる手がかりを、海の上に持ち帰る調査です!

プロジェクトに携わった
スタッフの話

DPS(船の位置を自動で保つ仕組み)で、船体とROVが離れすぎず「常に一定の距離を保って」追従することが求められます。

ROVは動きが素早く、スピードが上がることもあり、「いかに外力を考慮しながら効率よく船体を動かせるか」がとても大事となります。

AUV地形調査

自動で航行する水中ドローン(AUV)を使い、海底の地形を広範囲に調べる調査です。
海の中に広がる“見えない地形”をデータとして可視化し、その情報は海洋開発やインフラ整備など、さまざまなプロジェクトに活用されていきます。

共栄マリンの役割

AUVによる調査を実施するには、AUVの投入時の速度のコントールや時期を作業チームと連携してコントロールすることが欠かせません。

共栄マリンは、AUV投入時の速度の調整やポイントまでの操船、回収後のAUV充電の電源の供給や関わる方々への食事の提供を通じて、計画通りに円滑にプロジェクトが進行するように支えています。

プロジェクトの様子

調査海域に到着すると、水中ドローン(AUV)を海中へ投入します。船員が投入作業をサポートし、機器の操作は専門チームが担当します。
海に放たれたAUVは、自動で海底を進みながら地形データを集めていきます。そして、人の目では見ることのできない海の中のかたちが、少しずつデータとして浮かび上がっていきます。
調査が終わるとAUVを回収します。船員がサポートしながら安全に引き揚げ、次の工程へとつなげていきます。
水中ドローン(AUV)による海底地形データ(イメージ)。こうして集められた情報は、海の利用や開発を進めるための重要な手がかりになります。
ここがポイント
広い海の地形を自動で描き出していく。
海の“かたち”がデータとして浮かび上がります。

プロジェクトに携わった
スタッフの話

AUVを投入する前に、手作業で投入するための機械にセットしなければなりません。また、投入・揚収の際は船長が操舵を行いますが、いずれもAUVに損傷を与えないように注意を払うことがとても大事です。

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